KATO JR四国2000系を加工する その1
どうもです。
今回からは、KATOのJR四国2000系を加工していきます。おもに表記類の変更や追加、S-DT69台車化、TN化、振り子傾斜角増加、ウェザリングをする予定です。
こちらは昨年末に撮影した43Dです。この画像のようなイメージで、末期のだいぶ汚れた姿にしたいと思っています。それでは作業開始です。
とりあえずバラしてみました。N含め50両以上所有していますが、流石に全部は手に負えないので今回は2000型3両、2100型6両、2150型2両、2200型4両の計15両を整備します。にしても2000系、部品点数が多いですね。いつもより解体に時間がかかりました^^;
一度中性洗剤で洗浄し、妻面に世田谷車輌センター氏の妻面表記類を貼りました。次に、車番をインレタで変更していきます。
画像のように2000系の前面の車番は、どういう訳か字体が車両ごとに異なっています。検査で字体が変わることもよくあるみたいです。
世田谷車輌センターの車番インレタはこの違いがある程度再現されていますので、既製品の車番を変更しない車両も、前面は全て貼り直します。
こちらは2000型です。車番が裏貼りになっていますので、ユニクリーナーで裏側から擦って既存の車番を落としました。車番を落とす際に、構造上周りのスモーク塗装も剥がれます。
そのため、エヌ小屋のダークフィルムで誤魔化します。
まずはフィルムの接着面に車番インレタを貼ります。
そして裏面からフィルムを貼ります。車番がズレないよう、慎重に位置合わせしました。位置が決まったら、フィルムが密着するように爪楊枝等で擦ります。
できました。実車同様、太字の2004になりました。
文字間隔が広い2009、それより文字間隔が狭い2010が再現出来ました。ダークフィルムのおかげで、スモークも元通りになっています。
2100と2150は車番が表貼りなので、ユニクリーナーで既存の車番だけ落とし、そこに直接車番インレタを貼りました。こちらも字体の差があるので、車番を変えない車両も貼り直しました。
また、側面の車番は特に目立った差異はないので、変更する車両のみインレタを貼りました。既存の車番を落とすのはやはりユニクリーナーで、強く擦りすぎると銀色の塗装ごと剥がれてしまうので、注意が必要です。
という事で、表記類の加工が終わりましたので今回はここまでとさせていただきます。次回は屋根の塗装を行います。
ご覧いただきありがとうございました。