スカニアのトラクターを作る①
お久しぶりです。
今回は、トラックコレクションの日野プロフィアを改造してスカニアのトラクターを製作します。1/150スケールではスカニアのトラクターが製品化されていないので、欲しければ自作するしか無いんですよね^^;
1/150の外車トラックと言えば、昔アオシマからベンツとボルボのトラクターをモデルにしたものが売られていましたが、今や中古屋でもあまり見かけない存在に…。一応我が家にもベンツとボルボが1台ずついますが、あんまり出来がいいとは言えないので倉庫で眠ってます😴
本題の前に前作の紹介です。
こちらは以前製作したスカニア Rです。このうちの4台は鉄道車両の陸送でよくお目にかかれる車たちですね。
左上の白い車のみフリーランスのトラクターで、唯一直6仕様です。
こんな感じのものを今回も作ろうと思います。
まずは種車を揃えました。前代プロフィアと現行のプロフィアです。
前代プロフィアは、ライトに彫りが入っている新しい金型のものを用意しました。
前代プロフィアから前代のスカニア R、現行プロフィアからは現行のスカニア Rを製作します。
早速加工を始めます。
まずはキャブを切削して平らに近い形にします。こちらは前代プロフィアです。
こちらは現行プロフィアです。同じく流用できそうな部分を残してほかは全て平にします。
切削したらパテ盛りします。
今回はお試しでランナーパテを使用してみたものの、これがめちゃくちゃ削りにくいので失敗でした。やはりポリパテが加工し易くて良いですね。
なんとかランナーパテを削りました。この手の加工にランナーパテは二度と使いたくない🥺
現行プロフィアの方はここで溶きパテを盛って表面を平らにしました。前代プロフィアの方はやりません。
前代プロフィアの方は、0.2mmプラペーパーをグリル部に貼り付けました。
寸法はこちら。
続いてキャブ背面の加工に入ります。スカニアやボルボといった外車トラックは日本車に比べて寝室が多少広いので、延長する必要があります。
まずは背面をヤスリで平にして…
このように切ったプラ板(0.3mm厚)を貼り付けます。
ルーフの高さによって縦の寸法を変えています。
旧型ノーマル 11mm×15mm
旧型ハイライン 125×15mm
新型ノーマル 14mm×15mm
新型ハイライン 16mm×15mm
背面にプラ板を張り付けました。ルーフもパテ盛りで製作するので、骨組みのプラ棒を適当に組んでおきます。
パテ盛り1回目
ちょっと硬化剤多すぎたかな。
硬化した後、大雑把に削りました。これを繰り返します。
また盛って、削って…
ルーフの形はバラツキが出ないように特に注意して切削します。削りすぎたらまたパテを盛って削り直します。
こちら現行プロフィアです。そろそろ種車の面影が無くなってきましたかね?(
大体の形に整形出来ました。
次回はプラ板でキャブのディテールを造っていきます。
ここまでご覧いただきありがとうございました🙏🏼