KATO JR四国2000系を加工する その5
お久しぶりです。
しばらくサボっていた四国2000系の室内加工を再開しました。今回は、自作の室内ステッカーの貼り付けの流れを紹介しようと思います。
2100形に貼っていきます。ナンバーは2121なので、リニューアル車です。
床面から貼りますが、まずは全ての部品を大まかに切り出します。この方が後々切り出しやすいですね。
床面A2は画像のように、軽く折り目を入れておきます。
床面の部品を切り出しました。
床面に貼り付ける前に、貼り付けに便利な工具を作ります。爪楊枝を用意して、画像のように先端をデザインナイフで切り落とし…
先端をこのようにします。これで工具は完成です。
床面の部品はA1から貼ります。まずは大まかに位置合わせをして…
先程作った爪楊枝で細部まで貼り付けていきます。
段差の部分は、爪楊枝の先端を利用して慣らします。
運転席背部にA2を貼り付け、床面ができました。
次は座席です。線に沿って丁寧に切り出します。貼り付けの手順は説明書に記載しているので省略させていただきます←
13列貼り終わりました。
次は車端部です。少し貼り方がややこしいD2、D3B、D4の貼り方を紹介します。
D2Aを切り出し、透明プラ板に貼り付けます。
この時にD2Bを先に貼ると面倒なので注意して下さい。
ステッカーの形に合わせて透明プラ板を切り出します。
切り出した部品を裏返し、D2Bを貼り付けます。D2Bを貼ると少しはみ出る部分がありますが、切除して下さい。
窓ガラスの形に合わせてデザインナイフを軽く入れ、シールの部分だけうまく切り出し、剥がします。
反対側も同様に切り出し、仕切り板ができました。
ゴム系接着剤で取り付けます。
私が使っているのはこの「ハイグレード模型用セメダイン」というものです。ゴム系の中でもかなり使いやすい方だと思います。
続いてD3Bです。まずは切り出し、画像のように折り曲げます。この部品のシール面は使用しないので、裏紙は剥がさないようにしてください。
余剰部を適当なサイズで切り出します。
余剰部の裏紙を剥がし、画像のように貼り付けて折り曲げます。
画像のように貼り付けます。
続いてD4です。2121は元高松車ですので、洗面台が装備されているD4A1を使用します。
これも切り出した上で画像のように折り曲げます。
一部だけ裏紙を剥がし、先程と同様に余剰部を切り出して貼り付けます。
画像のように貼り付けます。これにて床板の加工は終わりです。
窓ガラスのシールを貼ります。こちらも貼り方が特殊なので解説していきます。
まずは窓部を切り抜きます。
続いて画像のように上部だけ残して切り出します。
ステッカーを裏返し、画像のように裏紙のみ折り曲げます。この状態でカーテンを貼り付けます。
まずは閉まっているカーテンから作ります。今回は、半分閉めと全部閉めの箇所を1箇所ずつ設けます。
切り出したら中心線(色が変わる部分)で折り曲げます。
カーテンの裏紙を剥がし、位置合わせをします。
位置が決まったら裏返し、カーテンの先程作った折り目で折り曲げて貼り付けます。
カーテンが開いている部分は、ステッカー裏側にC4を貼り付けます。
C4を貼り終わったら、折り曲げていた裏紙を元に戻します。
残っていた上部を切り取ります。
あとはガラスパーツに貼り付けるだけです。多少引っ張り気味の方が綺麗に貼れると思いますが、引っ張りすぎるとステッカーが破れるので注意して下さい。
反対側のガラスにも貼り付けたらガラスを組み付けます。カーテンがけっこう目立ちますね。
光漏れ防止シールも貼っておきます。
1両完成しました。ボディと床下を組み付けて終わりです。
どうでしょうか。真っ青だった室内がカラフルになりました。正直自分でも貼り付けがかなり面倒だと思いますが、その手間に見合った仕上がりにはなると自負しています←
なお、今回使用した自作の室内ステッカーはヤフオク、メルカリ、BASEにて頒布しております。
「KATO 四国2000系 ステッカー」などで検索するとヒットするはずですので、もし欲しいという方がおられましたら是非確認してみて下さい。
アフィリエイトのような記事になってしまいましたが、既にステッカーをご購入頂いている方、購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
今回はここまでとさせていただきます。ご覧いただきありがとうございました。
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