KATO E233系スカ色を作る その1
今回は、KATOのE233系3000番台を加工し、ウソ電(実際に存在しない架空の車両)を製作していきます。帯をE235系1000番台のようなカラーにする予定です。
E235系1000番台はつい先日J-TREC新津を出場して試運転を行ったようですね。JR東日本のプレスに掲載されていたイメージ画像と実車で前面デザインが異なり、賛否両論あるようです。私は実車のデザインの方が格好よく感じました(笑)
蛇足はここまでにして、本題に入っていきます。
↑これが今回の種となる車両たちです。
すべてジャンクで揃えたためロットはバラバラで、初期ロットの品番10-840〜842から最新ロットの品番10-1267〜1270まで混ざっています。
なお、初回ロットだけ東急車輛で製造された編成のため、屋根はビード本数が多いタイプになっています。しかし、今回は全て新津車両製作所で作られた増備車にしますので、屋根は新津製のものに交換します。
新津製の屋根の部品は、以前に友人から頂いたものを活用しました。やはり部品は持っておいて損はありません(笑)
さぁ塗装変更開始!
…といく前に、下準備です。まずは、先頭車のカプラーをTOMIXのボディマウントTNカプラーにします。これをやると連結間隔が大幅に短縮される事や、連結器そのものの見栄えが良くなるというメリットがあります。
ボディマウントTNカプラーを取り付けました。元のダミーカプラーより、実車感が出ているのではないでしょうか。残りの3両も同様に取り付けます。
↑加工した先頭車同士で連結しました。実車に近い連結間隔となり、見栄えも大幅に良くなっているかと思います。これだけ連結間隔が狭いとカーブを通過できるのか不安になりましたが、KATOのR315-282は通過できましたので、我が家では問題ナシです。
先頭車4両のTN化が完了したので、車体はIPAに漬け込んで塗装剥離します。帯だけの塗装変更とは言え、実車のように帯だけ剥がして貼るようなことは出来ませんので、車体色の銀も含め全て再塗装します。15両もあるので、全ての塗装剥離が終わるまで1ヵ月ほどかかる見込みです。塗装剥離が終わる前に次の給料日が来てそう…^^;
早速漬け込んでいきます。我が家のIPAは何度かろ過して使っているため、完全に変色してしまっていますが、機能面は問題ありません。恐らく…
手始めに4両漬けました。経験上、KATOのE231、E233は完全に塗装を落とせる状態になるまで1〜2週間ほどかかりますので、ゆっくりじっくり漬け込みます。
IPAで塗装剥離を行っている間に床下機器や屋根の整備を進めていきますが、それはまた次回とさせていただきます。最後までご覧頂きありがとうございました。
今後もこのようなかたちで模型の製作記を投稿していく予定ですので、よろしくお願い致します。