KATO E217系量産先行車を作る その3
久しぶりにE217系記事の更新です。
屋根と床下(記事には書いてませんが)の塗装を終えて、車体の塗装に入ってた訳なのですが、思いもしないトラブルで製作を中断せざるを得ない状態になり、少々放置してました(
何があったのかというと、
塗装したら雨樋と窓のモールドが剥がれました。
IPAに漬けすぎて溶けたのだと思われます。とは言えこの車体、2日ほどしか漬けてないんですよね。あんまり塗装が剥離されてなかったので、ブラシでゴシゴシしてなんとか塗装を落としたのですが…。
15両中14両がこうなってしまい、完全に再起不能に。
これはボディを新調するしかない!と、ヤフオクや中古を覗いてみるも…
値段が高い。
更新車を新しく買えば、余る床下の部品を湘南色に流用し、末期の湘南色ができるので都合が良かったのですが、中古品でも定価かそれ以上の値段がついているようで手が出せませんでした。
流石に更新車を買い揃えるのは諦め、いくらか安い未更新車(一部更新車も混ざってますが)のジャンク品を揃えました。
という訳でここから再スタート。
Re:ゼロから始めるE217製作()
「ここから、始めましょう。一から、…いいえ、ゼロから!」(ヤケクソ)
先行車の前面ももちろん作り直しです。手前の1両は唯一溶けずに助かった1両です。ついでなので貫通扉の表面処理を追加で施してます。
この車両をIPAに漬けるのはもう怖いので、塗装剥離せずにプライマーとサフを吹きました。案外これでもイケそう。
下地の黒吹いて、クレオスのスーパーステンレス2を吹いて。
ドアの縁とほか一部をマスキングして。
シルバーで塗装しました。KATOの製品より、銀の質感の違いが目立つ気がします。
量産先行車は先頭車の雨樋の形状が違うことに気づいてしまったので、追加工事しました。
FRP部はガイアのブライトシルバーで塗りました。
初期の車両は雨樋がギラギラした銀色になっているようなので、追加でこれも塗り分けました。パッと見何が違うの?ってレベルで分かりづらいです。
右が塗り分けた車両です。左はY-1のクハE216-2061ですが、これのみ7次車以降の仕様となっており、雨樋はボディの銀と同じ色ですのであえて塗りません。
前面FRP部の接合箇所もクハE216-2061のみ微妙に異なるみたいですので、塗り分けで再現しました。帯インレタ貼ったらほとんど分からない違いだとは思いますが(
ドアコックも塗り分けしました。これもほとんど分かりません。
という事で、15両の銀塗装が終わりました。次回はインレタ類を貼り付けていこうと思います。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。