KATO E233系スカ色を作る その4
こんにちは。この前の週末はふらっとロンキヤの撮影に出向いていました。埼玉では気動車自体が珍しいものであり、長編成の気動車はとても新鮮味がありました。いずれは作りたいですね。いずれは。
さて、前回の記事でも予告しました通り、今回は車体の塗装とパンタグラフの製作を行います。パンタグラフは屋根加工の時点で一度KATO純正のものを整備しましたが、友人から思わぬオマケの部品を頂いたので、それを活用して正規型のPS33Dパンタグラフを作ります。
それでは、早速やっていきます。
そのオマケの部品はコレです。
小列車工房製のPS33Dパンタグラフ台座(品番P-101)です。
下敷きになっているTOMIXのPS33Dの台座をこの部品に取り替えることで、KATO車(TOMIX車も使えるかも?)に使える正規型のPS33Dを作ることが出来るというものです。TOMIXのPS33Dも実車と微妙に形が違うようなので、気になる場合はこの部品を活用してみるといいかもしれません。
組み立てる前に塗装します。下地としてまずメタルプライマーを吹き、台座はその上に黒サーフェイサーを吹いておきます。下地の塗装が終わったら、アームはシルバー、台座はグレー、避雷器はグレーFS16440で塗装します。
うーん、既にイイ感じ。KATO製のパンタと同様に色差しもします。
組み立てました。まだ一部の色差しが終わっていませんが、組立後に色差ししても問題はないため先に組み立てています。
KATO純正品との比較。台座の形が異なるのがよく分かると思います。また、TOMIXのアームはPS33Dの特徴である丸型アームをしっかり再現しており、こうして組み立てるとKATOより引き締まって見えます。
屋根側も少し加工します。そのままでは穴が小さくて取付できないため、0.8mmのドリルで穴を拡張します。
取り付けました。隣に置いてあるのはKATO製のパンタです。こうして見るとTOMIX製はアームがひとまわり大きいことが分かります。
パンタとその周りをジャーマングレーで少し汚して完成です。今回はお試しというかたちで使ってみましたが、なかなか格好いいので今後も導入を検討しています。
パンタが仕上がったところで、いよいよ車体の塗装に入ります。IPAに漬けて元の塗装は全て落としました。
下地としてメタルプライマーを吹き、更にサーフェイサーを吹きました。埃を巻き込まないよう、塗装前には筆ではらい落としたり、ブロワーで吹き飛ばしたりしています。この後車体の本塗装に入ります。
次回も車体の塗装工程を引き続き書いていく予定です。長々とお付き合いいただきありがとうございました。